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バディ・システム再考

上西 哲浩 

久しぶりの登場でちょっと堅いタイトルになっちゃいましたが、ぼくが海で出会ったすてきなバディ達を ご紹介します。もう、7年前のことです。場所はタイのプーケット島。日本でも良く知られている観光地で、 ぼくにとってはスキューバ・ダイビングと出会った場所でもあります。場所柄、日本人を初め海外からの 観光客でいっぱい。その日のダイビング・ツアーもほとんどがヨーロッパから来ている人で、スタッフを 除くと地元?アジア出身者はぼくと韓国から来ていた学生君のふたりという状態でした。
ほとんど当然のように、ぼくら二人でバディを組むことになるのですが、今回の主役はぼくらじゃなくて、 ドイツから来ていたグループなのです。朝、複数のホテルからピックアップされてバラバラのグループ だったはずなのに、ランチのころにはひとつの大きなグループになっていて、みんなで歌ったりおしゃべり したり。自然と仲良しになっていくようなんです。
そして、海に入ってびっくり。バディ同士が互いの手が届くぐらいの距離をずっとキープしながら、移動 していくんです。カップル、またはご夫婦の方はもちろん、そうでない人達もバディ単位で行動していく 姿は驚きと同時に新鮮に見えました。ここまでバディ潜水が徹底されているのは偶然じゃないですよね。 きっと、学科講習などでバディ潜水が強調されていて、自然と身についているのでしょう。それとも、 ドイツ人が几帳面だからかなあ。確かに、他の場所でこのような光景を目にしたことはありません。だから、 このときのことが強烈な印象となって残っているんでしょう。
話しは変わりますが、一部の国ではCカードを持っている人は一人前のスキューバダイバーとみなされます。 ボートダイビングを例にあげてみましょう。ボートがポイントに到着すると、船上で水中や海底、見られる 生物の説明などが行われ、後は出発時間を告げられて自分たちでダイビングをしてこいという具合です。 ガイドがつかない場合もあるようです。これは極端な例だけど、Cカードを持っているということはそれ ぐらい大したことなんですよ。もっと誇りを持ってもいいよね。
ぼくたちもどんどんレベルアップして、よりすばらしいダイバーになりましょう。いろいろなテクニックは お店のスタッフが教えてくれるはず。シーマスターズに参加するのもいいよね。そして、いつかはバディと 二人だけでダイビングできるようになりたいですね。




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