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女性ダイバーの為のテクニック

和田 英恵 

今から数年前、私がSEA・POINTでオープン・ウォータートレーニングを受けた時のことです。イン トラは女性で、しかも背も小さく、私同様、細い小柄な人でした。そんな彼女は、大変頼りがいがあり、重いタンクをヒョイッと担い で、ちょこちょこ動いていました。私は「あの身体のどこにそんな体力があるんだろう」と、その時思ったものです。しかし、違うのです。 体力だけではないのです。そう、テクニックなのです。
女性は男性よりも体力が劣るものです(中には勝っている人もいますけど)。そんな、かよわい女性でもテク ニックさえ身につければ、彼女のようになれるのです。それでは早速、本題に入りましょう。まず陸上編です。陸上で一番苦労 するのは、タンクの持ち運びと、器材を装着してからの移動です。タンクの持ち運びは両手で持つ。そして、自分の体重を利用 します。腕だけでタンクを持とうとすると、重たくて手が痛くなってしまいます。出来るだけ、体に沿わせて、タンクを抱え込むよ うな感じで持つと、体全体でタンクの重みを受けるので、重さをあまり感じないのです。そして、器材を装着してからの移動です。器材 を背負う時、皆さん前かがみになるように背負っているはずです。それを、移動する時にもすればいいのです。常に、タンクを背負 っている様にすれば、重みは体全体で受けられるので、あまり感じずにすむのです。そして、何よりも大事なのは、器材を装着す る前に、全ての事を完了させておく事!器材を装着してから色々動くよりも、装着する前に準備を整えて、後は海に入るだけに することが一番です。
次に水中編です。水中ではタンクの重みでバランスを崩しがちです。しかし、タンクの重みを利用すること によって、逆に身体を安定させることが出来ます。陸上と同じ様に、常にタンクを背中に背負っているような感じにすると、身体 が安定し、泳ぎ易くなるはずです。でも、バランスを崩してしまった!と言う時には、またまた、タンクの重みを利用し、振り子の原 理の様にくるっと回転するのです。これで、もうタンクに遊ばれることはないはずです。私達、かよわい女性は、陸上でも、水中で も、タンクとお友達にならなくてはならないのです。これからは、タンクをかわいがって下さい。きっと、助けてくれますよ。




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